ジェンダーに基づく暴力のない世界に:驻日英国大使馆で鲍狈贵笔础事务局长が讲演
2018年6月29日、国连事务次长および国连人口基金事务局长であるナタリア?カネム氏をお招きし、驻日英国大使馆大使公邸において国连人口基金と共催による「人道危机におけるジェンダーに基づく暴力と女子のエンパワーメント」と题する讲演会を行いました。

Dr Natalia Kanem, United Nations Under-Secretary-General, and Executive Director of the UNFPA
讲演会には国会议员、外务省や国防省、内阁府など政府関係者、闯滨颁础、驻日大使、外交官、有识者、国连関係者、市民社会のメンバーなど多方面から出席がありました。
讲演会冒头でポール?マデン驻日英国大使より、英国は国连人口基金への支援を通し、十代の性的暴力の被害者への支援や児童婚の扑灭に取りくんでいると绍介がありました。世界には7亿もの女性が子供のうちに结婚しており、国际的な介入なしでは2050年までにそれが120亿人近くまで达するだろうという例を出し、女性と女子のエンパワメントの大切さを强调しました。
英国外務省ジェンダー平等担当特使のジョアナ?ローパーはビデオメッセージにて、世界中の女性の3人に1人がジェンダーに基づく暴力を受けており、女性と女児に対する暴力は現在最も深刻な人権侵害の一つであると述べました。そのため、英国政府は世界中の女子が12年の質の高い教育を受けられるよう2018年に女子教育キャンペーン “LeaveNoGirlBehind”を立ち上げたと紹介がありました。
続いて、元内閣総理大臣であり、国際人口問題議員懇談会 名誉会長、アジア人口?開発協会 代表理事である福田康夫氏が挨拶をされ、中央政府は調和のとれた社会を作る役割があると述べました。持続可能な開発目標の重要性について強調し、女性を尊重しない社会においてはこの開発目標は達成されることはないだろうと述べました。
カネム氏は、国连人口基金事务局长として自身の実経験に基づいて、人道危机における女子と女性がおかれている惨状について诉え、人道支援と开発援助の连携の重要性について强调しました。カネム氏は、女性达に安全な场所を提供することの大切を説き、讲演を「女性や女子の人権、立ち直る力やその能力を强化するには、まず彼女たちが现在、そして未来に何を望んでいるのか耳を倾けること。そしてその未来が実现されるよう支援することです。」と结びました。
最后に、デービッド?エリス驻日英国首席公使とカネム氏の意见交换が行われ、出席者からの质问に回答しつつ、女性が自分の能力を信じることが如何に大切か协调、ジェンダーに基づく暴力扑灭のため、メディアが果たすべき役割への期待が述べられました。

Dr Natalie Kanem, His Excellency Mr. Yasuo Fukuda and British Ambassador to Japan Paul Madden